Next.js 15 は 1 年以上ベータやカナリーにあったいくつかの機能をリリースします。最も重要なのは: Partial Prerendering (PPR) が安定版に、Turbopack が開発・本番ビルドの両方で安定、そして リクエスト時 API が非同期になったことです。
Partial Prerendering(PPR) — 安定版
PPR はビルド時にページを 2 つの部分に分割します: CDN エッジから即座に配信される静的シェルと、 静的シェル配信後にサーバーからストリーミングされる動的な Suspense ホール。単一ラウンドトリップで 静的サイトのパフォーマンスとサーバーレンダリングを両立します。
本番ビルド向け Turbopack
| 指標 | Webpack | Turbopack |
|---|---|---|
| 開発サーバーコールドスタート | 45 秒 | 3 秒 |
| HMR 更新 | 2〜5 秒 | ~50 ms |
| 本番ビルド | 4 分 | 90 秒 |
非同期リクエスト API
Next.js 15 では、リクエスト時データにアクセスする API が非同期になりました。これは Next.js 14 からの破壊的変更です。影響を受ける API: params・searchParams・cookies()・headers()・draftMode()。 マイグレーション codemod を実行して既存のコードを更新します。
改善されたキャッシュセマンティクス
Next.js 15 は 13/14 で導入された積極的なデフォルトキャッシュ動作を元に戻します。fetch() リクエストはデフォルトでキャッシュされず、GET ルート ハンドラーもデフォルトでキャッシュされません。
React 19 統合
- Actions — ビルトインのペンディング状態・エラー処理・楽観的更新を持つ非同期関数。
use()フック — レンダー内でコンテキストとプロミスを読み取る。- prop としての ref —
forwardRefラッパーが不要に。